福岡県うきは市の筑後吉井重要伝統的建造物群保存地区を訪れました。明治大正時代の白壁土蔵造りの町並みを見ることができる地区で、かつての繁栄を物語る歴史的な建物の数々がずらりと並ぶ街道が今も残っている印象的な街です。
佐賀県肥前浜重要伝統的建造物群保存地区
日本に一時帰国中、仕事がてらお手伝いしている地域を含め、さまざまな所に足を延ばしています。今回は主に九州地方のいくつかの街を訪問しました。おとといは長崎、昨日は佐賀県鹿島市の肥前浜を訪れました。佐賀は鍋島藩があったところで、その名前を付けた銘酒もあり、町のあちこちに自分の苗字がポスターやのれんに載っているのはちょっと不思議な感じ。それはさておき。
外から見た日本、一時帰国の印象
こちらの記事はイギリスに住んでいる私が日本に一時帰国した際の所感を述べるもので、都市計画とか地方創生とかSDGsとかとはあまり関係ない話です。これを読んでいる人はほとんどが日本に住んでいる日本人だと思うので、外から見た日本がどうなのかに興味ある人だけ読んでください。
おじさんに足をどけてもらえない地方女性の悩み:質問コーナー②
今回の記事はメルマガ読者の質問コーナーの答えです。特に保守的な地方で顕著なのですが、時代の移り変わりに関係なく男女の役割が固定していて、若い女性の意識にずれが生じ不愉快な思いをしている人がいます。そういう女性は機会があれば東京などの都会に出て行ってしまうため、地方には若い女性がいなくなります。地方で少子化、過疎が進む背景にはこのような状況があるのに、おじさんばかりが音頭を取り頑張っても問題が解決できるわけがないし、誰も幸せになりません。
エジプトのCOP27は警察国家のグリーンウォッシング?
11月6日からエジプトでCOP27が開催されています。去年グラスゴーで行われたCOP26ではコロナで閉ざされていた国際交流の再開といった形で各国首脳や関係者が集まり、気候変動問題について話し合いました。今年のCOPはエジプトで開催ということもあって、繰り広げられる論点が気候変動にとどまらず、広く政治や人権問題にまで複雑に絡み合っています。
エコテロリストと眠れるライオン:イギリスの環境活動とトラス首相辞任
「ひまわり」にトマトスープをぶちまけたラジカルな環境活動家と、経済成長を重視し環境を軽視する英トラス首相の政策に異を唱える「静かな」抗議を対比した記事を書いていたら、首相の辞任発表というニュースが入ってきました。首相が就任わずか45日目で辞任する理由としては、経済政策の失敗ということが主に語られていますが、他にもありそうです。日本ではほとんど報道されていないことですが。
コロナ水際対策緩和で外国人観光客が日本へ:海外の反応
日本のコロナ水際対策が10月11日に緩和され、個人外国人旅行客の入国が解禁されたことが海外でもさまざまなニュースで取り上げられていました。「やっと日本に旅行に行ける」というものが多かった半面、受け入れ側の日本について懸念する声もあります。
「働かないおじさん」の悩み解決法
メルマガ読者向け「何でも質問コーナー」でいただいた相談に「自分は会社で『働かないおじさん』と思われているようだ。家庭にも居場所がないように感じるが、どうしたらいいか?」というものがありました。私の専門とは関係ないし、個人的な悩みで一般性はないのですが、日本社会の根深い問題を象徴している気がするので、こちらについての私なりの答えを紹介します。
コロナ後のインバウンドに持続可能な観光を
岸田首相がコロナ水際対策緩和の発表をし、10月11日から3年ぶりに個人外国人観光客に門戸を開くと約束しました。季節的にも日本観光に最適な秋、円安も追い風になり、3年間くすぶっていたインバウンド観光需要の急増が予測されます。この機を逃さず外国人観光客からの恩恵を最大限に、そして持続可能な形でもたらすために必要なポイントをまとめました。
広島平和記念資料館訪問:一人ひとりの物語に向き合う
日本に一時帰国中、広島平和記念資料館に行きました。昔、小学校からの社会見学で行って以来数十年ぶり。それ以降行ってなかったのには理由がありますが、今回行ってよかったと思いました。新しくなった展示が印象的で、日本人や世界中の人たちに見てもらいたい資料館だと感じたので、紹介します。
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