10月31日からイギリスのグラスゴーで開かれていた国連気候変動対策会議COP26が11月14日に終了しました。COP26では何が合意されたのでしょうか。採択された合意文書の概要とその評価について紹介します。
気候変動の最前線にある島国モルディブの訴え
英国グラスゴーのCOP26に元モルディブ大統領のモハメド・ナシードが出席しています。10年以上前になるコペンハーゲンのCOP15サミットで「モルディブを救ってください。」と訴えたナシード大統領ですが、今年のメッセージは「モルディブを救うのではなく、自分たち自身を救いなさい。」に変わっています。
COP26国連気候変動会議がグラスゴーで開催:課題と期待
10月31日から英国スコットランドのグラスゴーでCOP26が開催されます。気候変動に関する取り組みについて世界各国からの代表が集まって話し合う国際会議、関わっている当事者には当たり前の事柄でも、知らない人にとっては「そもそもCOP26って何なの?」という疑問があるようなので、こちらではそういう人のために、なるべくわかりやすく紹介します。
世界遺産登録を抹消されたリヴァプール再訪
2021年7月にイギリスのリヴァプールがユネスコ世界遺産登録から抹消されることが決まりました。リヴァプールにはしばらく行っていなかったので、世界遺産登録エリアがどうなっているのか気になり、久しぶりに再訪することにしました。その日は10月9日ですが、これは何の日か知っていますか?(答えは最後に)
レジ袋有料化と環境問題:世界と日本の比較
岸田新内閣が発足し、閣僚の顔ぶれが出そろいました。これに伴い、小泉前環境大臣が導入したレジ袋有料化を白紙に戻そうという声が上がっていると聞いて驚きました。世界の常識とあまりに逆行しているからです。
BTSがSDGsを推進、グレタも訴える気候正義はCOP26で進むのか?
先日、韓国のKポップグループ、BTSが国連の「SDGモーメント」イヴェントに登場し、世界中の若者にメッセージを送ったことが話題になりました。9月20日に行われた国連SDGモーメントはSDGsの目標を達成するためのアクションについて呼びかけるものです。
英国ヘリテージ・オープン・デイのガイドツアー
イギリスのヘリテージ・オープン・デーズ(Heritage Open Days)は各地にある歴史ある建物や屋外空間など、普段は公開されていないところを一般公開する活動です。このガイドツアーに参加してきたので、その様子を紹介します。
パリが時速30㎞制限を市内全域に導入
8月30日からパリでは、市内全域で制限速度を原則として時速30キロにする規制を導入しました。この規制案は前から計画されていたのですが、反対意見も多く、本当に実行できるのかだろうかと内心あやぶんでいました。けれども、夏休み中の交通量が少ないうちに始めたほうがいいというねらいで、今の時期のスタートとなったらしいのです。
異常気象:酷暑と大雨はこれからも続く?
日本は毎日暑い日が続いている上、西日本を中心に豪雨の知らせも入っています。夏の熱波や大雨の被害はここ最近日本でも増えていますが、世界各国でも「異常気象」と呼ばれる様々な極端な現象が起きています。これは「気候変動」と関係があるのでしょうか?
五輪と都市計画:2012年ロンドンオリンピック
東京五輪大会が1年延期のうえ、8月8日に閉会しました。コロナによる混乱はなかったとはいえ、これまでも五輪大会では様々な問題がつきものでした。その中でも五輪という一大イヴェントが終わった後、都市はどうなるのかという「レガシー」について2012年ロンドン五輪を主に振り返ってみます。
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