その他

イギリスの引っ越し:Southport から Southwell へ

Southwell

イギリスで16年ぶりに引っ越しをしました。長年住み続けた家を売って、とりあえずの借り家に入居。新居でのインターネット接続まで仕事や緊急の連絡に支障が出てしまい、迷惑をかけてしまった人もいて、この場を借りてお詫びします。

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ガーデニングのすすめ:週に10分で死亡リスクが18%減?

Gardening

世界各地からはらはらするニュースが毎日のように入ってくる中、正気を保つのが難しくなる時もあります。そんな時はPCもスマホもしまって、外に出るのが一番。空を見上げ、体を動かして外の空気を吸ったり、花や葉などの自然に触れることで心身の健康が保たれている気がします。

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イギリス野党「抗議するか政権を取るか」

Starmer

先週、英国野党第一党の労働党大会でスターマー党首がスピーチを始めようとした時、壇上に活動家が乱入する騒ぎがありました。その後にスターマー党首が言った言葉は ’Protest or power?’「抗議をするか、政権を取るか?我々労働党は抗議をするのではなく、政権を取るために変わるのだ」。2010年に保守党に政権を取られてから、万年野党では国を変えることはできないと軌道修正した労働党は、2024年1月までには政権を奪回すると見られています。

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イギリス週4日勤務実験の結果は?:人々が幸せになる働きかた改革

https://www.weforum.org/agenda/2019/04/which-countries-get-the-most-sleep-and-how-much-do-we-really-need/

イギリスで週4日勤務(週休3日)の実験が行われましたが、その結果はどうだったのでしょうか。ワークライフバランスを達成するためのフレキシブルワークはイギリスではかなり以前から浸透していて、コロナ以降はリモートワークを続ける人も多いです。世界一睡眠時間が短いと言われる日本でも働きかた改革をもっと推進すべきでは。

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スローダウン:成長プラトーの上で豊かに暮らす

Holiday cottage

フランスで年金受給年齢を62歳から64歳に引き上げるという改革案に抗議して大規模なデモが繰り広げられているのをご存じの方も多いでしょう。反対するフランス人の話を聞いていて思い出したのが前に読んだ本で「世界の成長は既にスローダウンしているので、それを受け止めて安定した豊かな生活を送ろう」というものです。

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ジャニーズだけ?国連人権作業部会の訪日報告

先日、ジャニーズの性加害問題を国連が調べに来ると聞いて意外に思いましたが、国連加盟国の「ビジネスと人権」を調査するための作業部会が訪日し、その一環としてこの件も扱われたということがわかりました。この作業部会の記者会見では、日本社会の人権問題について広範にわたって重要な指摘がされていたのに、日本メディアの記者はジャニーズ問題にしか関心がないようです。日本の人権意識の低さはメディアの報道の在り方にも問題があるように感じました。

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アジアの伝統的家族観と少子化について英紙が提言

英紙エコノミストに、日本、中国、韓国、台湾といった東アジア諸国について書かれた「アジアの新しい家族」という記事がありました。経済的繁栄の陰で少子化や人口減に向かう儒教国家に共通する要素についての警告。その提言がイギリスから日本を見ている私にはもっともだと感じるものでした。

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少子化のもう一つの理由:痴漢被害

Train

先日、少子化について若い女性の海外流出も少しは関係しているのではないかという話をしましたが、今回は満員電車などでの痴漢被害も少子化に影響を与えている可能性もあるのではということ。というのも、その実例を異なる二人の人から聞いたからです。

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イギリスで家を売る:決め手は藤棚

DIYも終わった我が家を再度広告に出すと、すぐに買い手が付きました。慣れないペンキ塗りのかいがあったのかとも思いましたが、決め手は庭の藤棚だったようです。イギリスは今、庭も公園も野原も美しい季節。連日の快晴も手伝って足がつい戸外に向き、朝食、ランチ、夕食まで庭で楽しんでいます。

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よそものが風穴をあける:入管法と難民、移民と地方移住者

最近「よそもの」について考えることがいろいろあったので、つらつら書いてみます。まずは今審議されている入管法改正案に関連して、日本における難民や移民の問題。それとは少し異なりますが、最近増えてきた都会から地方への移住者にまつわる問題です。どちらも「よそもの」に対する抵抗があるために解決が難しい問題ですが、よそものって風穴をあけてくれる存在でもあるのではと思うのです。

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