建築

イギリスで家を売る:決めては手作りジャム

Balfour Road house

イギリス北西部にある地方都市に15年住んでいますが、その間ずっと住んでいた家を売ることにしました。築後100年以上たつ一戸建てのヴィクトリアン住宅です。その事例を紹介しつつ、イギリスでの中古住宅の売買というものはどのように行われるのかを説明します。

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リチャード・ロジャースの都市ルネッサンス政策

Pompidou

イギリスの有名建築家リチャード・ロジャースが88歳で亡くなりました。ロジャースといえば、ポンピドゥーセンターやロイズビルディングなど、前衛的な大規模作品が有名ですが、イギリスでは「アーバンルネッサンス」を提唱し、都市計画政策においても大きな影響を与えました。

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チャーチル「建築が私たちを形作る」英国国会と民主主義

Churchill

「我々は建物を形作り、その後、建物が我々を形作る」と言ったのは、英国の政治家ウィンストン・チャーチル。彼が建築に興味を持っていたとは意外かもしれませんが、これは国会議事堂の建築についての言葉で、ひいては民主主義についての考察でもあるのです。最近この言葉を思い出させる出来事がイギリス国会で起こりました。

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イギリスの住居の種類:所有形態や建築形態による様式についての基礎知識

Liverpool Granby

日本では住居というとまず一戸建てかマンション・アパートという大きな仕分けがありますが、イギリスでは戸建てにも3種類のカテゴリーがあり、マンション・アパートといった集合住宅にも様々な形態のものがあります。イギリスの都市計画、住宅政策、不動産を語るうえで欠かせない、住宅形態についての基礎知識を説明します。

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タウンスケープ:建築ではなく景観

Cotswolds

日本では1軒1軒の建築に興味がある人はいるし、建築家もいい設計をするために日々研鑽重ねていますが、複数の建築群や自然環境で構成される街並みといったものに目を向ける人が多くないようです。「ランドスケープ」というと「風景」ですが、これに人工的な建築物などを加えたものが「タウンスケープ」という概念で、すべての人々が日々目にする景色を好ましいものにするためにおざなりにするべきではない公的な資産といえます。

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