イギリスではロックダウン緩和と共に、都会から郊外や田舎への脱出傾向が見え始めています。ロンドンを中心とした都会住民が職も住む場所も都心から離れたところでと都会脱出を目指しているのです。このような傾向はイギリスだけでなく米国やオーストラリアでも同様です。
ESG投資の今後:日本でも重要性を増すコロナ後の社会
最近日本の企業や組織からESG関連のお問い合わせが増えてきました。欧米諸国ではもはや避けては通れない指標であるESGが日本にも普及しつつあるとはいえ、まだ「それって何のこと?」という人も多いので、ここではESGについてよく知らないという人のために簡単な紹介をします。
歩ける街は元気なまち:健康のためのまちづくりデザインとは
イギリスでは最近、肥満が問題となっておりジョンソン首相もコロナで重症化して以来、この問題解決のために取り組む姿勢を見せています。イギリスの調査では「歩ける街」に住んでいる人は健康だという結果が出ていますが、街のデザインが肥満や健康度にどう影響するのでしょうか。
セミパブリックスペースとしての前庭
イギリスでコロナによるロックダウンが始まってから、毎朝家族三人で散歩に行くようになりました。行先は歩いて15分くらいの野原、ちょっと遠い公園、時間があるときは徒歩25分くらいのところにある大きな公園、もう少し時間がかかる別の公園などさまざまです。住宅街に住んでいるので、そこに行きつくまでに大きな道路を横切り、様々な「普通の」生活道を通ります。実は私はこういう住宅地にあるフロントガーデンを見ながら歩くのが好きなのです。
イギリス人のホリデー:今年はステイケイション(Staycation)
日本では「Go To トラベル」として、国内旅行を支援するキャンペーンが行われていますが、感染が再流行している東京が除外されたり、お盆休みの帰省も躊躇したという人もいるようです。イギリスもロックダウン導入後、新型コロナウイルスの流行も落ち着いてきて徐々に規制緩和され日常に戻りつつありますが、夏休みのホリデーはどんな感じなのでしょうか。
ママチャリ文化とロードバイク文化:日本とイギリスを比べると
先日イギリスの街で白髪の高齢女性が「ずっと昔からこんな感じで乗ってるの」と言わんばかりに、ラレーのヴィンテージっぽい自転車にスカート、頭にスカーフを巻いて乗っているのを目撃し、つい見とれてしまいました。こういう光景って日本ではよく見るのにイギリスではほとんど出くわさないからです。どうしてなのでしょうか。
英ジョンソン首相の肥満解消策は?:サイクリングでコロナ対策
イギリスのジョンソン首相は自らがコロナで重症になった理由の一つが太りすぎであったことを認め、イギリス人の肥満問題を解消する様々な政策を導入しましたが、その目玉が自転車政策です。具体的にはどのような政策が考えられているのでしょうか。
マイボトル持ってる?プラスチックごみを減らすために②
3年くらい前に昔の友人と久しぶりに会って一緒にウォーキングに出かけました。途中のコンビニでプラスチックボトルに入った水を買ったのですが、友人が「マイボトルは持っていないの?」と質問。彼女は環境のためにプラスチックなどをなるべく使わないようにしているそうです。その頃プラスチック問題についてそすれほど真剣に考えていなかった私は、それから考えを改めました。
レジ袋有料化:プラスチックごみを減らすために①
日本では2020年にプラスチックのレジ袋が有料になりました。世界中でプラスチックごみが問題となる中、プラスチックの過剰な使用を抑制することを目的にする政策ですが「意味がない」といった批判の声も上がっています。環境政策では日本の数歩先を行っている各国の事例も交えてこの政策について考えてみます。
「グリーンジョブ」緑の雇用を生む経済復興を
新型コロナウイルス後の復興政策としての「グリーン・リカバリー(緑の復興)」について書きましたが、それに関連する「グリーン・ジョブ」という言葉を聞いたことがありますか。「グリーン」な仕事とはどんなものなのでしょうか。
最近のコメント