イギリスのパークランと村上春樹の神宮外苑ラン

土曜日に朝の散歩に行くと、公園などでたくさんの人が走っているのに出会います。そういえば先日、村上春樹がいつもランニングしていた神宮外苑が変わってしまうことについての感想を語っていました。思えば、東京には新鮮な空気に包まれて走ることができる広い公共空間が少ないことに改めて思いをはせました。

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イギリスで忌み嫌われるジャパニーズ・ノットウィード

Japanese knotweed

イギリスでは「ジャパニーズ・ノットウィード(イタドリ)」という雑草が各地で繁殖して問題になっています。この雑草専門の駆除業者ができ、法律でも名指しで繁殖が違法とされ、被害額が年間270億円と言われるほど。日本ではそれほど問題になっていない植物がどうしてイギリスではこれほど目の敵にされているのでしょうか。

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ジャニーズだけ?国連人権作業部会の訪日報告

先日、ジャニーズの性加害問題を国連が調べに来ると聞いて意外に思いましたが、国連加盟国の「ビジネスと人権」を調査するための作業部会が訪日し、その一環としてこの件も扱われたということがわかりました。この作業部会の記者会見では、日本社会の人権問題について広範にわたって重要な指摘がされていたのに、日本メディアの記者はジャニーズ問題にしか関心がないようです。日本の人権意識の低さはメディアの報道の在り方にも問題があるように感じました。

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アジアの伝統的家族観と少子化について英紙が提言

英紙エコノミストに、日本、中国、韓国、台湾といった東アジア諸国について書かれた「アジアの新しい家族」という記事がありました。経済的繁栄の陰で少子化や人口減に向かう儒教国家に共通する要素についての警告。その提言がイギリスから日本を見ている私にはもっともだと感じるものでした。

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少子化のもう一つの理由:痴漢被害

Train

先日、少子化について若い女性の海外流出も少しは関係しているのではないかという話をしましたが、今回は満員電車などでの痴漢被害も少子化に影響を与えている可能性もあるのではということ。というのも、その実例を異なる二人の人から聞いたからです。

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少子化理由の一つ若い女性の海外流出:私が日本を出たわけは?

Children

2022年の出生数は過去最少となり、出生率は1.26と少子化の加速は止まらない状況です。その理由については未婚化、晩婚化、子育てコスト、若者の貧困化や非正規雇用化などが挙げられますが、若い女性の数の減少があり、それに貢献しているのに若い女性の海外脱出があると言われて自分のことかと思いました。

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イギリスで家を売る:決め手は藤棚

DIYも終わった我が家を再度広告に出すと、すぐに買い手が付きました。慣れないペンキ塗りのかいがあったのかとも思いましたが、決め手は庭の藤棚だったようです。イギリスは今、庭も公園も野原も美しい季節。連日の快晴も手伝って足がつい戸外に向き、朝食、ランチ、夕食まで庭で楽しんでいます。

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イギリス人のマイホームとDIY熱

Paint brush

イギリスは日本と違って祭日が少ないのですが、5月初めの週末はメイデーの3連休。土曜にイギリス版ホームセンターに行くとDIYをしようとする人でにぎわっていました。古い建物を’do up’ しながら使い続けるイギリス人は簡単な修復作業は自分でしてしまうため、DIYがさかんです。今週は私もペンの代わりに慣れないペンキブラシを持って奮闘中。

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チャールズ英国王「グリーンキング」環境派で伝統建築支持

5月6日はイギリス、チャールズ国王の戴冠式。エリザベス女王が長生きしたため、皇太子の時代が長かったチャールズ3世は若い頃から環境問題、伝統的建築やアーバンデザインに関心が深く、王室メンバーらしくない私見を述べることもあり、時には物議をかもしたことも。けれども今は彼の半世紀にわたる関心事に時代が追い付き、「グリーンキング」としてのリーダーシップが期待されています。

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よそものが風穴をあける:入管法と難民、移民と地方移住者

最近「よそもの」について考えることがいろいろあったので、つらつら書いてみます。まずは今審議されている入管法改正案に関連して、日本における難民や移民の問題。それとは少し異なりますが、最近増えてきた都会から地方への移住者にまつわる問題です。どちらも「よそもの」に対する抵抗があるために解決が難しい問題ですが、よそものって風穴をあけてくれる存在でもあるのではと思うのです。

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