日本に10年住んでいたBBCのイギリス人記者(ルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ)が日本を去るにあたって書いた記事をメルマガ読者に紹介したところ、いくつか感想をいただきました。記者として日本社会を観察し続けた外国人の目に日本がどう映るのかについての内容の概要と、読者の感想を紹介します。
少子化
おじさんに足をどけてもらえない地方女性の悩み:質問コーナー②
今回の記事はメルマガ読者の質問コーナーの答えです。特に保守的な地方で顕著なのですが、時代の移り変わりに関係なく男女の役割が固定していて、若い女性の意識にずれが生じ不愉快な思いをしている人がいます。そういう女性は機会があれば東京などの都会に出て行ってしまうため、地方には若い女性がいなくなります。地方で少子化、過疎が進む背景にはこのような状況があるのに、おじさんばかりが音頭を取り頑張っても問題が解決できるわけがないし、誰も幸せになりません。
少子化が止まらない日本で、明石市の子育て政策に注目
2021年の人口動態統計によると、日本の出生率は1.30と6年連続で低下しました。出生数が過去最少となった日本ですが、逆に子供の数が増えているのが兵庫県の明石市。泉房穂(いずみ ふさほ)市長が内閣委員会で述べた明石市の少子化対策についての意見が参考になりそうです。
出生率低下で少子化傾向が進む:その理由と対策
2019年の日本の出生数は調査開始以来最少の86万5234人。人口自然減は13年連続で、初めて50万人を超えました。出生率は1.36で前年を0.06ポイント下回り、4年連続で低下し、予測より早いペースで少子化が進んでいます。ここでは、出生率低下の理由とその対策について考えます。
女性と少子化と地方創生
『コロナが少子化に拍車をかける?』で、日本にとって大きな課題である少子化が新型コロナウィルスの流行によってさらに進みつつあるという話をしました。それに関連して女性と少子化、地方創生についてお話しします。
コロナが少子化に拍車をかける?
コロナウィルスが世界中に流行するパンデミックとなり、世界各国でロックダウンなどの規制が取られてから1年たった今、データがそろい始めてわかってきたことに出生率の低下があります。
地方創生の鍵は女性にある:そのメリットと具体的な方策
前回の記事で都会の待機児童や日本の少子化問題を緩和するためには地方が女性、特に若い女性を引き止め、惹きつけるところであるべきという話をしました。その続きとして地方創生の鍵は女性にあるということをお話します。
「保育園落ちた」少子化なのに待機児童が減らない本当の理由
毎年冬の終わりの時期に話題になるのが保育園の入園可否(入れるか入れないかの)の通知についてです。4年前の今の時期に「保育園落ちた、日本死ね」という言葉が話題になったので、ご存知の方もいるかもしれません。子供を保育園に預けたかったのに入れることができなかったことを匿名で発信した母親の言葉です。
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