コロナのために日本に帰国できなくなっていましたが、9月にようやく2週間だけ帰国しました。3年ぶりの日本の印象は「安い」ということ。そんな日本を満喫中にイギリスから新首相就任、そしてエリザベス女王死去というニュースが入ってきました。それに関してイギリスの環境政策はこれからどうなっていくのかということを考えてみました。
米カリフォルニアで35年にハイブリッド・ガソリン車禁止
米国カリフォルニア州で、ガソリン車の新車販売を段階的に規制し、2035年には全面禁止するという法案が承認されました。この「ガソリン車」には一般的なハイブリッド車も含まれます。気候変動問題に対する懸念のため脱炭素化は世界中で進みつつあり、自動車業界もこの波からは逃れられないようです。イギリスでも2030年にガソリン・ハイブリッド新車販売禁止という方針にトヨタが工場撤退を示唆したことがニュースになっていました。
電気・ガス価格高騰のイギリス:3倍値上げで ‘Heat or Eat’
イギリスで最近よく話題に上るのが高騰しているエネルギーコスト。夏の終わりが近づくにつれ、秋から暖房に必要となるガスや電気代を心配する声が上がっています。Heat or Eat、暖房を使うのと食べるためのどちらにお金を使うのかを選ばなければならないと心配する家庭もあります。どうしてこんなにエネルギーコストが上がっているのでしょうか。
有料化でレジ袋利用が97%減ったイギリス
日本でレジ袋が有料化されてから2年経ちましたが、効果はどうなっているんでしょうか?一足先の2015年にスーパーマーケットでの使い捨てレジ袋有料化が導入されたイギリスでは、レジ袋の利用枚数が97%減ったという調査結果が発表されました。イギリス人はレジ袋なしで日々の買い物をどうしてるんでしょうか。
イギリスの記録的な熱波の要因は気候変動?
ギリシャにホリデーに行っている間、留守をしていたイギリスに熱波が到来し、記録的な高温となったことをニュースで知りました。イギリスだけでなくヨーロッパ諸国は軒並み熱波に襲われ、死亡者が出たり山火事が起こったりの被害も。普段は夏でも涼しいヨーロッパでこのような高温となったのは、気候変動が影響しているのでしょうか?
ギリシャ、クレタ島の物見遊山ホリデー記
コロナが流行し始めてから海外旅行は控えていましたが、夏休みに入った7月中旬に、3年ぶりで家族3人のホリデーに出かけてきました。ギリシャのクレタ島に11泊12日した旅行記に合わせ、コロナ禍でのクレタ島の観光業の状況やコロナ後の見通し、オーバーツーリズム対策などについて書きます。
「Global Pea」ってどういう意味?
私たちがやっているグローバルリサーチのニックネームは「Global Pea(グローバル・ピー)」。これってどんな意味なのかと聞かれたので、その由来を説明します。それにはイギリスの我が家の庭の話から。
イギリスの住宅街に遊び場ができたのは?
近所にあった病院の跡地が住宅地として再開発されていたのですが、どうなっているのかと気になっていました。通り抜け道路に面した住宅はよく見ていたのですが、袋小路になったところには足を踏み入れたことがなかったのです。好奇心に駆られて散歩の途中に寄ってみると、新たな発見が。
イギリス地方公務員都市計画家キャリアと出産育児休暇制度
日本の地方自治体公務員のキャリアの在り方や少子化について書いたところ、「イギリスでは実際のところどういう風になっているのか?」という質問があったので、それについて私自身の例をお話しします。少し古い話になりますが、新卒からのキャリアスタート、自治体間での転職、出産育児休暇取得からフレキシブルワーク制度を利用しての職場復帰までの体験談となります。
インバウンド再開を地域活性化に:「物見」から「遊山」へ
わたしの住むイギリスではコロナ規制がすっかりなくなり、ほとんど日常に戻っています。おりしもこれからホリデーシーズンで、イギリス人にとっては2年間我慢していた旅行熱が高まり、海外旅行業界は順調に復活。そんな中、日本も長い水際対策の末、6月から観光目的の外国人の受け入れを開始したということ。円安も追い風になり、これからインバウンド業界復興が期待されます。
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