日本で空き家が増えているのは過疎化、高齢化している地方の話だと思いきや、東京や大坂などの都心でも空き家が増えているというニュースが話題になっていました。高級住宅街も多い「世田谷に空き家5万戸の衝撃」という記事があります。どうして都会の一等地に空き家が増えているのでしょうか。
イギリス
政府や地方のデジタル革命:イギリスの事例と日本の課題
日本のデジタル化の遅れはよく指摘されていて、特にお役所仕事にそれが顕著です。最近「デジタル革命」がさかんに叫ばれており、菅政権もデジタル庁を発足させると意欲を見せています。これで日本政府のデジタル化は進むのでしょうか?私の住むイギリスの事例を紹介しながら考えてみたいと思います。
歩ける街は元気なまち:健康のためのまちづくりデザインとは
イギリスでは最近、肥満が問題となっておりジョンソン首相もコロナで重症化して以来、この問題解決のために取り組む姿勢を見せています。イギリスの調査では「歩ける街」に住んでいる人は健康だという結果が出ていますが、街のデザインが肥満や健康度にどう影響するのでしょうか。
セミパブリックスペースとしての前庭
イギリスでコロナによるロックダウンが始まってから、毎朝家族三人で散歩に行くようになりました。行先は歩いて15分くらいの野原、ちょっと遠い公園、時間があるときは徒歩25分くらいのところにある大きな公園、もう少し時間がかかる別の公園などさまざまです。住宅街に住んでいるので、そこに行きつくまでに大きな道路を横切り、様々な「普通の」生活道を通ります。実は私はこういう住宅地にあるフロントガーデンを見ながら歩くのが好きなのです。
ママチャリ文化とロードバイク文化:日本とイギリスを比べると
先日イギリスの街で白髪の高齢女性が「ずっと昔からこんな感じで乗ってるの」と言わんばかりに、ラレーのヴィンテージっぽい自転車にスカート、頭にスカーフを巻いて乗っているのを目撃し、つい見とれてしまいました。こういう光景って日本ではよく見るのにイギリスではほとんど出くわさないからです。どうしてなのでしょうか。
英ジョンソン首相の肥満解消策は?:サイクリングでコロナ対策
イギリスのジョンソン首相は自らがコロナで重症になった理由の一つが太りすぎであったことを認め、イギリス人の肥満問題を解消する様々な政策を導入しましたが、その目玉が自転車政策です。具体的にはどのような政策が考えられているのでしょうか。
アフターコロナのイギリス社会:3人の英首相スピーチ(ジョンソン、サッチャー、チャーチル)
イギリスではジョンソン首相が新型コロナウイルスに感染しましたが、隔離中にビデオで国民に送ったメッセージで彼が語った’There really is such a thing as society.’ という言葉が印象的でした。これはかつて「鉄の女」と言われた前サッチャー首相が言った言葉のもじりなのですが、ご存じない人もいるかもしれないので説明します。
新型コロナウイルスでロックダウン寸前のイギリスの状況と英政府の対策
いつもは地方創生や都市計画について書いていますが、今日はいくつか質問をいただいているので、イギリスでの新型コロナウイルスの状況についてお話します。
Development Plan (開発計画)はイギリス都市計画の骨幹
イギリスの都市計画制度の骨幹となっているものが各地方自治体によって制定されるDevelopment Planディヴィロプメント・プラン(開発計画)です。これは各地方自治体が正規の手続きを踏まえて制定することを義務付けられており、その地域の都市開発のかなめとなっています。
地域活性化の取り組み:海外の事例(マンチェスター)
マンチェスターは移民が多い街で、市内に様々な移民地区があります。マンチェスターでは移民や移民地区を遮断するのではなくそれぞれの移民街の特徴を生かしつつ、部外者も歓迎される雰囲気づくりを作り出すのに成功しています。そのためにどういう取り組みをしているのかをご紹介します。
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