先日、少子化について若い女性の海外流出も少しは関係しているのではないかという話をしましたが、今回は満員電車などでの痴漢被害も少子化に影響を与えている可能性もあるのではということ。というのも、その実例を異なる二人の人から聞いたからです。
女性
少子化理由の一つ若い女性の海外流出:私が日本を出たわけは?
2022年の出生数は過去最少となり、出生率は1.26と少子化の加速は止まらない状況です。その理由については未婚化、晩婚化、子育てコスト、若者の貧困化や非正規雇用化などが挙げられますが、若い女性の数の減少があり、それに貢献しているのに若い女性の海外脱出があると言われて自分のことかと思いました。
自治体女性職員:非正規雇用女性に頼る日本/専門職正規雇用のイギリス
3月8日の国際女性デーにあたり、日本でも女性に関する記事が目につきましたが、今年は特に非正規雇用で働く女性に関する話題が気になりました。民間もですが、公的機関、特に地方自治体の仕事が非正規雇用の女性に支えられている、と言うと聞こえはいいですが「搾取されている」といっていいような現状があります。比較のために、イギリスでの自治体の女性雇用状況について紹介します。
おじさんに足をどけてもらえない地方女性の悩み:質問コーナー②
今回の記事はメルマガ読者の質問コーナーの答えです。特に保守的な地方で顕著なのですが、時代の移り変わりに関係なく男女の役割が固定していて、若い女性の意識にずれが生じ不愉快な思いをしている人がいます。そういう女性は機会があれば東京などの都会に出て行ってしまうため、地方には若い女性がいなくなります。地方で少子化、過疎が進む背景にはこのような状況があるのに、おじさんばかりが音頭を取り頑張っても問題が解決できるわけがないし、誰も幸せになりません。
出生率低下で少子化傾向が進む:その理由と対策
2019年の日本の出生数は調査開始以来最少の86万5234人。人口自然減は13年連続で、初めて50万人を超えました。出生率は1.36で前年を0.06ポイント下回り、4年連続で低下し、予測より早いペースで少子化が進んでいます。ここでは、出生率低下の理由とその対策について考えます。
女性と少子化と地方創生
『コロナが少子化に拍車をかける?』で、日本にとって大きな課題である少子化が新型コロナウィルスの流行によってさらに進みつつあるという話をしました。それに関連して女性と少子化、地方創生についてお話しします。
地方創生の鍵は女性にある:そのメリットと具体的な方策
前回の記事で都会の待機児童や日本の少子化問題を緩和するためには地方が女性、特に若い女性を引き止め、惹きつけるところであるべきという話をしました。その続きとして地方創生の鍵は女性にあるということをお話します。
最近のコメント