イギリス都市計画

イギリスの都市計画法改案で与党保守党が苦戦

Labour party planning reform

先日、英バッキンガムシャーのある街でおこなわれた地方選挙結果が大きな話題になりました。保守党が盤石な地域で圧倒的に有利だと思われていたのに、野党の自由民主党候補が勝ったからです。その背景には保守党が導入しようとしている都市計画改革案があると言われています。

続きを読む

環境と地方のために:イギリス2021年度予算

イギリスで3月3日にスナク財務相が2021年度の予算案を発表しました。毎年この時期になると、財務相が国会で予算演説をするのですが、今年はコロナ対策の支援金がどうなるのか、そのための資金はどこから出るのかということで特に国民の関心が高かったと言えます。

続きを読む

東京に空き家が多い理由と解決策:ロンドンにはなぜ空き家がないのか?

Akiya

日本で空き家が増えているのは過疎化、高齢化している地方の話だと思いきや、東京や大坂などの都心でも空き家が増えているというニュースが話題になっていました。高級住宅街も多い「世田谷に空き家5万戸の衝撃」という記事があります。どうして都会の一等地に空き家が増えているのでしょうか。

続きを読む

歩ける街は元気なまち:健康のためのまちづくりデザインとは

Theatre square

イギリスでは最近、肥満が問題となっておりジョンソン首相もコロナで重症化して以来、この問題解決のために取り組む姿勢を見せています。イギリスの調査では「歩ける街」に住んでいる人は健康だという結果が出ていますが、街のデザインが肥満や健康度にどう影響するのでしょうか。

続きを読む

セミパブリックスペースとしての前庭

Front Garden

イギリスでコロナによるロックダウンが始まってから、毎朝家族三人で散歩に行くようになりました。行先は歩いて15分くらいの野原、ちょっと遠い公園、時間があるときは徒歩25分くらいのところにある大きな公園、もう少し時間がかかる別の公園などさまざまです。住宅街に住んでいるので、そこに行きつくまでに大きな道路を横切り、様々な「普通の」生活道を通ります。実は私はこういう住宅地にあるフロントガーデンを見ながら歩くのが好きなのです。

続きを読む

アロットメント:イギリス市民農園の人気再復活

Allotment

イギリスにはアロットメント(Allotment )と呼ばれる日本でいうところの市民農園が全国中にあります。似たような制度は日本を含め世界中に広まっていますが、イギリスが発祥とのこと。その起源や移り変わり、現在の事情について紹介します。

続きを読む