気候危機

気候変動報道の構造を考える:なぜ日本のメディアでは「慎重論」が引用されやすいのか

前回の記事「気候危機と政治的誠実さ」を読んだ方から、こんな感想をいただきました。「英紙ガーディアンのような論調は、日本のメインメディアではあまり見かけません。なぜなんでしょうか?」というものです。確かに、気候危機を政治の誠実さや責任の問題として正面から問い、適応策や国際的不平等、人権にまで踏み込む報道は、日本では多くありません。今回はこの疑問を手がかりに、英ガーディアン紙と日本のメディアを比べながら、その背景にある構造を考えてみたいと思います。

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気候危機に「正直」であるということ:The Guardian社説が突きつける政治の責任

近年、世界各地で猛暑、洪水、山火事、巨大台風といった極端な気象が相次いでいます。もはや「異常」ではなく、「新しい日常」になりつつあると感じている方も多いのではないでしょうか。こうした現実を背景に、英紙『ガーディアン』(The Guardian)は2025年末、「気候危機への適応には、極端な気象についての政治的誠実さが求められる」という社説を掲載しました。

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気候変動国際意識調査:日本はなぜ環境意識が低い?

Drought

外から見ていると日本では気候変動についての関心が低く、メディアでもあまり取り上げられない印象があります。「日本人は環境意識が低い」という声もよく聞きますが、実際に国際的に比較した場合はどうなのでしょうか。これについて、欧米やアジアなど17の先進国を対象に行われた国際意識調査をもとに検証します。

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英グラスゴーでCOP26が終了:その成果は?

Alok Sharma

10月31日からイギリスのグラスゴーで開かれていた国連気候変動対策会議COP26が11月14日に終了しました。COP26では何が合意されたのでしょうか。採択された合意文書の概要とその評価について紹介します。

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異常気象:酷暑と大雨はこれからも続く?

Drought

日本は毎日暑い日が続いている上、西日本を中心に豪雨の知らせも入っています。夏の熱波や大雨の被害はここ最近日本でも増えていますが、世界各国でも「異常気象」と呼ばれる様々な極端な現象が起きています。これは「気候変動」と関係があるのでしょうか?

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