2025年10月13日は、英国の元首相マーガレット・サッチャーの生誕100周年。1979年に英国初の女性首相となり、その大胆な経済改革のひとつとして導入した公営住宅入居者向けの「Right to Buy(持ち家購入権)」制度は、英国の住宅政策に大きな変革をもたらし、その影響は今にも及んでいます。 続きを読む
サッチャー
子供の貧困をなくすために:イギリスの学校給食
先進国のはずであるイギリスや日本でも、食べるのにも困るほどの貧困家庭は存在し、お腹を空かせたまま眠りにつく子供たちもいます。イギリスでそのような子供たちを助けるためにサッカー選手のマーカス・ラッシュフォードが尽力していて、その取り組みの輪がイギリス中に広まりつつあります。
アフターコロナのイギリス社会:3人の英首相スピーチ(ジョンソン、サッチャー、チャーチル)
イギリスではジョンソン首相が新型コロナウイルスに感染しましたが、隔離中にビデオで国民に送ったメッセージで彼が語った’There really is such a thing as society.’ という言葉が印象的でした。これはかつて「鉄の女」と言われた前サッチャー首相が言った言葉のもじりなのですが、ご存じない人もいるかもしれないので説明します。
住宅政策:諸外国が行う Affordable Housing 政策とは?
住宅価格や家賃の高騰により貧困層や若者が困窮するのは世界共通の問題となっています。イギリスやアメリカなどの英語圏では’Affordable Housing’という言葉で「適正価格の住宅」が必要だと言われています。これは具体的はどのような住宅を指すのでしょうか。またこのような住宅を提供するために各国ではどのような住宅政策を行っているのでしょうか。
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