以前、パリが車の制限速度を原則として時速30キロにする規制を導入したことについて紹介しました。この大胆ともいえる政策を導入したのは2014年から現職についているアンヌ・イダルゴ市長です。イダルゴ市長は15分シティを提唱していることでも知られています。これまで車中心だったらパリを緑でいっぱいの歩行者・自転車天国にするという公約を掲げているのです。
イダルゴ市長
パリが時速30㎞制限を市内全域に導入
8月30日からパリでは、市内全域で制限速度を原則として時速30キロにする規制を導入しました。この規制案は前から計画されていたのですが、反対意見も多く、本当に実行できるのかだろうかと内心あやぶんでいました。けれども、夏休み中の交通量が少ないうちに始めたほうがいいというねらいで、今の時期のスタートとなったらしいのです。
パリ市長の「15分シティ」構想:徒歩や自転車で行ける界隈
2020年6月28日のフランス地方選でパリでは現職のアンヌ・イダルゴ市長が再選されました。イダルゴ市長は選挙公約として「車を使わず、日常生活を自転車で15分でアクセスできる街にする」という環境に考慮した都市計画政策を盛り込んでいました。この計画がこれから2024年までを目標に推進されるのですが、どういうものなのでしょうか。
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